何故そこまで博多座を勧めるのか?
身も蓋もないことを言うなら、自分が大好きな劇場だからです!!
っていっても、「何が?」となるので、拙いなりに少しだけ。
『博多座』はどの席からでも観劇を楽しめます。
音響、舞台設備、座席環境。どれを取っても国内トップレベル。
博多座の音響は素晴らしいんですよ。
専門知識がないので、素晴らしいとしか言えないのですが。
自分が感じたのは3階席の最後列でも、音の圧に鳥肌が立ちっぱなしだったこと。
「ミュージカルはマイクがあるから」なんてことを抜きにしても。
響きが良すぎる事を表すのならば、転換中のちょっとした物音でもガッツリ響きます。
ただの個人によるニュアンスの話なんですけど、音が四方八方から刺す感じ。
正面から発せられている音から包み込まれるような。
包み込んでくれてるけど、鋭さそのままなので結果として刺されているんですけど。
音楽の街、福岡が誇る最高の劇場です。
そしてそして。
設備としても、実は凄い劇場なんですってよ!博多座!
あらゆる演劇ジャンルに対応可能な「演劇専用劇場」として設計されている。演目により「回り舞台」「花道」「袖花道」「奈落」「オーケストラピット」「鳥屋」などが設置される。左記の設備を全て兼ね備えた劇場は、全国でもこの博多座だけである。『ミス・サイゴン』をオリジナル演出版で上演することを念頭に置いており、演出の目玉である実物大ヘリコプターが設置可能な舞台面積(舞台袖・奥行が客席面積の約1.5倍)に作られた。また、舞台設計のコンセプトが「スーパー歌舞伎の上演」である為に、花道部分の天井内に宙乗りに必要な設備を備え付けている。ミュージカル上演時は生オーケストラにより演奏が行われる。
※Wikipediaより引用
演劇で重要視される要素全部盛りですよ。
「制作側にしか関係ないじゃないか!」なんて思う方もいるかもしれません。
そんな方にも――来場する客が重要視する「座席」だって負けてはいないんです!
少し長くなるので続きは次の記事で。