メモ帳

かべうち日和

Thrill me2018-2019芝居以外の感想


先に本編の感想を書けよ!って話ですが。
衝撃的といいますか……。
「人って背後の気配だけで恐怖を感じて泣くんだな」というパンクした状態でした。
書きたいことはたくさんあるので、こちらもいつか整理して残したいところ。
下記はTwitterで書いたものを加筆修正して芝居以外の感想になります。

Twitterでレポを検索していたら、普段はホリプロ系やミュージカル自体を観てない人も上手に巻き込んでチケットを捌いていたんだなぁと。
キャスト発表時点で既存ファンだけでなく新感線さんファンも観劇する可能性が高い為チケ難は必至と言われてた通り、成河さん福士さんペアが新規顧客を連れてきました。
商売上手だな思いました。
※様々な記事を読むと起用の意図は異なると思います※

しかも新感線さんの舞台を通ってる方は周回余裕…と言えばかなり語弊がありますが、違いを楽しむ素養を持ってる方が多いので、最初から複数購入前提で動いている様子。
勿論、公演に対する拡散力も高めな印象。
謎の物販大量後出しさえなければ、結構取れてたんじゃないかと思えたので少し残念。

映像や音源についてはさて置き。
アンケート内容や当日券の出し方にしても、上手いこと転がしてるなぁと思いました。
当日券多めなのは「東京芸術劇場さんだから」みたいな声もありましたが。
観劇って観たい時や観て欲しい時に観れないことほど、勿体ないことはない。
キャパは狭いけれど、抽選とはいえ期間中も新規や発作的なリピーターの受け皿として客席を限界まで作って頂けたのは有難かったです。

今後win-winな関係を築いていくには、アナログではあるけれどアンケートによる意見が大事なのかなと今回の内容から強く伺えました。
他のホリプロ関係の舞台アンケートの感想+αにコソッと……とか。
Thrill meだけではなく別の舞台も観劇していること。
共通点から企業が導き出した顧客のペルソナを元に今後のキャスティングだけでなく、公演数や地方公演も考えようとかなるのかなと思うわけです。

自分一人じゃ……とか思うけど、塵も積もればなんとやら。
元となる〝データ〟を増やしていけば、ただの再演ではない。
お互いが理想とする環境での再演になりそうだなぁと企業の動きを見て思いました。

数字は嘘をつかないことを知っているのは企業側。
じゃあ数字である私たちが数字であることを自覚せねば。なんて。

Thrill me2018-2019。
本当にありがとうございました。
また会える日まで。


以下は物販に対して諸々。
ただ単にラインナップ並べて首を傾げているだけです。

 

 

 

東京公演全日程完売なのにグッズの後出しの多さに疑問。
いくら当日券を多めに設定しているとは言え、その当日券も毎回戦争と聞いていた。
それなのに公式告知を見ただけでも、東京公演後半に3品追加って多くないかなと。
※公式告知なしでトートバッグもカラバリも増えていました

他ジャンルになりますが、国内アーティストのライブはチケット捌いてプラマイゼロ。
グッズが売れて初めて収益が出るという話をよく聞きます。
演劇業界も同じだとしたら……と仮定しての話。
企業が売りたかった商品と実際に売れた商品が異なったのではないかと思ったり。
細かい種類とかブラインド云々とか色々あるけれど、省略してる素人の壁打ちです。

東京公演
12/14~1/14 全44公演(多分)
(12/29-1/3休演日)
大阪公演
1/19~1/20 全4公演
名古屋公演
1/25    全2公演
※詳細は公式が既に404だったので大まかな日程のみ

◆12/13
グッズ告知

プログラム   2,000
トートバッグ  1,200
Tシャツ    2,500
チャーム5種   500
キーホルダー2種1,000
ファイル2枚   800
メガネケース   700
ジオラマ2種  1,500
舞台写真4種   800

プログラムはグッズというよりも来場記念購入が多いので除外して、金額順に。
クリアファイルと写真は同じですが1個あたりの価格で順序計算。
価格がバラバラなので、ざっくりの松竹梅。
※小数点以下四捨五入

Tシャツ    2,500  松
ジオラマ2種  1,500
トートバッグ  1,200  竹
キーホルダー2種1,000
ファイル2枚   800
舞台写真4種   800
メガネケース   700  梅
チャーム5種   500

平均価格    1,125

◆12/26
舞台写真Bセット追加
価格帯は特に変わらない為、省略。
早い段階でキーホルダーが1種のみ欠品。価格帯的に妥当なところ。
写真は安定して売れると聞いていましたが、既にチケットは完売しているというのに、東京公演後半に別セットを売り出す意味とは。

◆1/4
マスキングテープ追加
※同価格は発売が後の物を上に記載

Tシャツ    2,500  松
ジオラマ2種  1,500
トートバッグ  1,200  竹?
キーホルダー2種1,000  竹
ファイル2枚   800
舞台写真4種   800
メガネケース   700  梅
マスキングテープ 500
チャーム5種   500

平均価格    1,056

◆1/10
缶バッジ追加

Tシャツ    2,500  松
ジオラマ2種  1,500
トートバッグ  1,200
キーホルダー2種1,000  竹
ファイル2枚   800
舞台写真4種   800
メガネケース   700  梅
缶バッジ5種   500
マスキングテープ 500
チャーム5種   500

平均価格    1,000

公式Twitter告知なしでのトートバッグ新色追加。
具体的にいつかは分からないけれど、1/12にはありました。
ただ、追加するという事は売れる見込みがあるということ……だと思うけど。
納期の関係でキーホルダーの追加生産は厳しそうとはいえど、現状欠品を起こしている商品の色違いは在庫があるのに売れ筋価格より上のトートバッグの新色を増やすことは本当に得策だったのか。

1/10の缶バッジ追加により、平均価格が丁度1,000円。
思ったより売れるものが低価格だった→竹商品を全力で捌こうと方向性を変えた……?
それにしても、公演期間に対して、かなりギリギリのようにも思える。

ここからは1,000円以上と以下で分けて考えてみる。

1,000円以上でみるなら
Tシャツ    2,500  松
ジオラマ2種  1,500  竹
トートバッグ  1,200  梅?
キーホルダー2種1,000  梅

平均価格    1,550

こうやってみると本当に売りたかったものはジオラマなのかなとも思えたり。
今後生きていく上で二度と使わないネーミングの面白効果購入も狙っていそうだけど、4択だけでなく全体でも松よりではあるので、結果として売れなかったのかな。

初期1,000円以下でみるなら
ファイル2枚   800  松
舞台写真4種   800  松
メガネケース   700  竹
チャーム5種   500  梅

平均価格     700

綺麗に3択のメガネケース。そして松には安定して売れる舞台写真。
1,000円以上の商品の売れ行きが怪しかったので、下を増やしたのかなという感じに。
以降は平均が660,633と下がるも写真以下の商品がワンコインのみなので省略。

実際に動かしてみないと分からないのは仕方ないけれど、
再演を繰り返していますし見込み顧客から売れ筋予測は出来なかったのかな……とか。
「女性が多いので女性向けに作ってください!」ってわけじゃないです。悪しからず。

作品から連想されるものが放火/殺人/眼鏡/ピアノ。
これらに関連を持たせるテーマでグッズ展開するには難しすぎるとこもありますが。
その点では今回分解して考えると、改めてメガネケースは本当に凄いと思いました。
作品に関連しているだけでなく、1,000円以下の竹価格。

公演まで期間があるのに、後半の低価格帯商品追加は公演後に追加発注なのかなぁ。
納品されるまで短期間で尚且つそこそこ捌けて低コスト。缶バッジは特に。
それにしても、舞台写真の後半追加は謎。

今後の公演の為にも……特に地方公演のことを思うと、お金を落としたい。
でも、なんだかよく分からない売り方だなぁと思ったので壁打ちしてみました。

---

諸々関心はあるけれど、やっぱり素人による机上の空論。
お粗末様でした。