メモ帳

かべうち日和

座席別!博多座の楽しみ方!

チケットを発券して一番に気になる……であろう点。
それは座席による視界状況。

こちらの記事では今まで利用した場所を、購入方法別に大まかに色分けして説明をします。

「当日券だから席って良くない場所じゃないの?」
「チケットを確保したけれど、微妙な席なのかな」
「観劇したいけど、席の違いが分からない」
「どの席がどう見えるのか知りたい」

そんな疑問を解決出来れば幸いです。
書ける限りのメリット・デメリットを記載しています。ご参考までに。



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紫:一般販売
青:当日券
桃:当日立ち見席
黄:リピーターチケット
赤:博多座会先行
水:キャスト先行
緑:市民半額観劇会

見ての通り、特Bやサイドに座った事がないので分かる範囲の話。
画像は2018年1789公演時の座席表ですが、2019年レミゼも同じ形態です。
※視力1.5以上から見た場合なので、少し視力に自信がない場合は気持ち抑えめで読んで頂けると助かります。

1階席

変な話、注意点があまりない。
一度だけ途中入場→入口待機をしたことがあるのですが、入口扉から表情が分かる。
オペラなしでも問題ないので存分に観劇してください。
特定の人物の細かな表情や小道具をじっくりみたいと言う場合は、準備すると安心。
拘りをもって席を確保したいのであれば、位置によって良し悪しがあるかもしれない。

◆前方中央
とにかく距離感が近い。
敢えて言うなら、近すぎて自然に全体を見ることが出来ない。
生のお芝居なのに、距離感が近すぎて、人によっては平坦に感じてしまう。

◆前方下手
対角の袖が綺麗に見えるので、出捌けの瞬間を是非。
席位置的に、より立体的に感じる。
特定の位置は少し見え辛いと感じるかもしれない。

◆後方(M列~)
舞台を見上げる必要もなく、首を動かさずとも全景を見渡せる。
「1階席ならば舞台との距離はないほうがいい」と思う方には向かない。

2階席

今回、前方3列確約はA席。演目によって異なりますので要注意。
D列からB席という、購入時になかなか迷う席の並び。
B席まではオペラなしでも観劇出来るはず。あるに越したことはないですが。
2階席最大の強みは「中間地点」であること。
1階席後方と遜色ない距離感で、舞台の空間を楽しむことが出来る。
※特Bは取った事ないので省略しています。

◆A席最前列
目の前に柵はありますが、客降りシーン以外は気になりません。
遮るものは一切なく、2階と思えぬ近さ。
実際に座らないと説明し難いのがもどかしい。
けれど、やはり2階と実感するのは、ダンスシーン。
1階と錯覚する距離感そのままで、斜め上から全景を見渡せるのは2階席だけ。

◆B席前方寄り上手
A列に比べると一部視界は遮られますが、やはり対角線上の袖が見えて楽しい。
舞台手前に迫がある場合は、この列辺りから迫の様子がよく見えるように。

◆B席後方寄り中央
A列の前方視界を少し狭めただけ。
ただし、後方に行けば行くほど高さを感じるので空間を楽しむ事は出来ます。

◆B席G列中央
この列は目の前が通路になるので、前方に比べると距離感は多少あります。
距離が広がろうと前の席から離れたいっていう人にはピッタリかもしれません。
ただし、A列では前傾姿勢することなく辛うじて見えていた客降りシーンが見えないというデメリットはありますのでご注意を。

3階席

そもそも、どこの席でもオペラ不要と言っても過言ではない構造をしています。
「人物の大まかな表情では満足出来ない」
「指先まできっちり見たい」というのであればオペラが必要になる場合も。
しかし、肉眼でも問題なく観劇を楽しむ事は出来ます。

サイドブロック以外で観劇しているけれど、見え方にあまり差がないので一括りに。
どの階よりも「舞台が生きている」ことを感じられる特殊な場所です。
舞台との距離は2階後列と重複する位置なので舞台手前が一部見えません。
客降りは諦めるしかないのですが、その他の部分は3階ならではということが沢山。

1,2階だと、板の上の「人」や「鎮座している物」を目で追うことが多いと思います。
ですが、距離を置くことによって、自然に全体を見ることが出来る。
色付きの場ミリ蓄光テープ、立ち位置番号、迫が上がる前の奈落での準備。
高さがあるからこそ、舞台の奥まで見え、「物の動き」に感動します。

裾が広がる衣装の集団ダンスシーンがあるものだと、まるで花が咲き乱れているよう。
はっきり言うと、近くで役者だけを見たいという人には向かないです。
その代わり「舞台全体を見たい」という人には最も興奮するはず。

ただし、2階と同じく3階A列の前に落下防止の柵があります。
透明なので全く見えないということはないのですが…。
座席により異なりますが、オペラグラスを使うと少しぼやける位置があります。
もし、全てをクリアに観たいというのであれば、別の席がいいかもしれません。

立ち見席

「席」とはついていますが、立ちっぱなしです!視力よりも体力勝負!
C席最後列の後ろの手摺に席番が貼っているテープが1人分のスペースになります。

この場所の売りはC席と景色は大して変わらないのに、遮蔽物ほぼゼロで楽しめる!
演目によって異なりますが、お値段はC席の約半額程度!
大体30席くらいはあったような気がするので、全席完売でも望みを捨てずにいられる!
朝窓口に並べばなんとかなるかも!(立ち見席は全て当日窓口販売)

以前、全席完売していた宝塚公演をみていましたが、オールスタンディングのライブで暴れている楽しむ事に慣れている人は言うほど体力は気にしないでいいかと思います。
幕間は真っ先に出られるのでロビーのソファでゆっくり休憩できます。
休憩といえば、博多座はお手洗いが各階設置&席数に対して多めの設置なのです。
幕間直後は少しだけ混雑しているので、その時は敢えてソファで休憩。
休んだ後に行ってみるとガラガラでお化粧直しまで余裕ってこともよくあります。

※席状況等によって販売していない場合もあるかもしれません。
前日までに一度電話で確認をすることをおすすめ致します。
また、手前に手摺がありますが、激しく揺らすと一帯が揺れてしまいます。
ご利用の際は興奮のし過ぎにお気を付けくださいませ。

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こんなに座席環境が快適な劇場、他にないですよ!
「でも、座席だけで他って大したことないんでしょう?」って思ってる方へ。
次の記事は安心のロビー事情をご案内します。